なるほ堂|仙骨を整え、人間本来の機能を高めます/古武術と最先端ロボット工学

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古武術と最先端ロボット工学

●NHKの「爆笑問題の日本の教養」という番組で、「古武術でカラダ革命」という内容が放映されていました。

 
62歳の細身の男が、柔道金メダリストを軽々と?!合気道から手裏剣まで古の武術を学び、独自の身体操作術を追究してきた武術家・甲野善紀。その甲野氏が、バルセロナオリンピック金メダリストの柔道家・吉田秀彦と対決。禁断の異業種格闘技が実現する。爆笑問題が目の当たりにしたのは、小さな力で相手を崩し、ひっくり返す、「虎ひしぎ」「平蜘蛛返し」など、仰天の秘技のオンパレード。なぜこんなことが可能なのか? 甲野の技を最先端のロボット工学で分析すると、「常識では考えられない身体の使い方」をしていた。重いものを持ち上げるとき、普通はぐっと足を踏ん張るはずなのに、甲野はむしろ「浮いて」いたのだ。体全体の力をうまく連動させて、相手と一緒に飛び上がるようにして持ち上げていたのである。それは「蹴らない、ねじらない、ためない、うねらない」という、今日の常識とされている近代スポーツ理論とは全く異なる身体の使い方なのだ。

 
甲野善紀氏の力の使い方を研究しても、同じように相手を動かせるロボットはできないのがわかります。相手が人間であるから持ち上がるのであって、甲野氏が自分の何倍もの重さを持ち上げれるかというと、そうではありません。甲野氏を抑えるのが人間であるから持ち上がるのです。 相手の力の発信源??に効率よく働きかけることと、そのときの働きかける側の意識が重要です。意識を持たないロボットにできる芸当ではありません。
力の発信源??と回りくどい表現をしましたが、ズバリ、身体の中心の仙骨に働きかけることと、そのとき力で持ち上げようとするのではなく、抑えてきている相手の力を自分の身体をループさせて相手に反していくという意識でスッーとやることです。

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